記録訂正後の年金返納免除民主、改正法案提出 生命保険
記録訂正後の年金返納免除民主、改正法案提出
2009/07/04 01:02
民主党は3日、働いた経験のある専業主婦が厚生年金の記録漏れを訂正したところ、既に受給していた年金の返納を求められるケースがあったため、返納を免除する国民年金法改正案を衆院に提出した。問題となったケースは、千葉県松戸市の女性(66)が生命保険会社に勤めていた期間の厚生年金の記録漏れを訂正した際に起きた。会社を辞めて専業主婦に戻った届け出記録が社会保険庁になく、国民年金の「第3号被保険者」だった期間の一部に保険料未納があったとみなされた。社保庁は、女性が既に受け取っていた年金約110万円の返納を求めた。現行制度には、第3号被保険者に戻った際の届け出をしていなくても、後から加入期間に算入できる特例があるが、この特例に基づく年金額を受け取れるのは特例の申請をした後。女性は記録訂正と同時に特例を申請したが、それまでに受け取っていた年金は受給資格がなかったとみなされた。今回の改正案は、既に受け取った年金の受給資格を認める内容。民主党は「同様のケースで多くの受給者が返納を求められる恐れがある。企業に短期間勤めた人などは注意が必要だ」と指摘している。
【共同通信】
